墨東まち見世はアートを見るだけでなく、まちを楽しむ
プロジェクトです。
墨東エリアは路地のまち。
目的地に向かって一直線に進むことはできません。
なぜって、まっすぐな道はここにはとても少ないから。
行こうと思った場所と、違う場所に出ることも
しばしばです。
でも、あちこちさ迷って、うろうろしているうちに
いろいろささやかな発見に出会えるのが、このまちの良さ。
路地のまちと同じペースで、ゆっくり呼吸するように
まちを歩きましょう。
そして、いつもと違った目線でまちを見てみましょう。
歩く速度が変わると、まちの見え方も変わります。
アートの見え方も、また変わって来るかもしれません。
路地のまちのおさんぽを一緒に楽しみながら、これからの
暮らしやアートについて、ゆるゆる考えてみましょう。
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11月14日(土)
[1]屋台でぐるぐるアートさんぽ
屋台でまちを歩く…それは誰しもが抱く永遠のロマン。
そんな屋台とともにロマンあふれるまちあるきを体験して
みませんか? このコースでは「墨東まち見世2009」
名物のインフォメーション屋台とともに墨東エリアのアート
スポットをめぐります。
[2]墨東文学のまちさんぽ
墨東エリアといえば、永井荷風や幸田露伴など多くの文人たち
のゆかりの地として知られています。 今年永井荷風の没後
50周年となるのを記念して、『墨東綺譚』の舞台・旧玉の井
など文学とゆかりの深いエリアを散策します。
(その他全8コース)
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「墨東まち見世さんぽ」
お申し込み(全コース共通)
■定員:10名 予約制(前日まで)
■参加費:500円
※ご参加いただいた方にはすてきな記念品をご用意しています。
※コースによって別途、飲食費(500円程度)がかかることが
あります。
※雨天開催
■集合場所:東武伊勢崎線「曳舟駅」改札前(京成押上線・
曳舟駅とお間違えのないようお願いします)
■時間:13:30-15:30 (集合時間 13:20)
★お申し込み方法:件名を「墨東まち見世さんぽ参加申込」
とし、下記のアドレスまで、
1.参加コース名
2.参加人数
3.お名前(団体の場合はグループ代表者のお名前)
4.連絡先(電話番号、メールアドレス)
をお知らせください。
★お申し込み・お問い合わせ:art_machi@yahoo.co.jp
お問い合わせのみ:090-8100-0910(墨東まち見世2009事務局)
日: 2009年11月11日
水内貴英の「玉ノ井ひと休み書庫」がオープン!
11月6日より、水内貴英さんの「玉ノ井ひと休み書庫」が
始まりました。
東武伊勢崎線・東向島の駅から徒歩約3分。
現代美術製作所のはす向かい、牛久工務店さんの1階を
お借りしています。
ちなみに牛久さんは、スカイライトチューブという、
太陽光を室内に取り込む装置を販売しています。
今回お借りしたのは、普段そのショールームとして
使用されている場所です。
展示に際しては内部に本棚を設置。
墨東エリアや下町に関するものを中心に、新刊本や古書を
取り混ぜ、小説、エッセイ、歴史、漫画、写真、観光案内など、
様々なジャンルの本がズラリ。
良く見るとけっこうマニアックなセレクトです。
「ここは本屋さん?」と言って入ってくる方も。
何冊かの本には紐に結んだ鉛筆がついています。
それで気になった箇所に、自由に棒線を引いてもらいます。
それが、そのまま墨東エリアにたいする、様々なひとの抱く
イメージのリサーチになるという仕組み。
地元の方からの推薦本や、自費出版の小説なども集まり、
「玉ノ井ひと休み書庫」は、地域のちょっとしたアーカイブ
になりそうな気配です。(下の写真左が水内さん)
水内さんはこの場所で本を読みながら、墨東エリアについて
勉強しています。また、来場者との地域の話を通じて
見聞を広げます。
それがまた、将来のプロジェクトの準備にもなります。
入場無料。
ひと休みがてら、ソファに腰を下ろしてじっくり本を読んで
ください。セルフサービスのコーヒーや紅茶もあります。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。
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「玉ノ井ひと休み書庫」
会期:11月6日[金]〜11月30日[月](火・水・木曜 休)
時間:12:00〜19:00
場所:株式会社牛久工務店 1階 墨田区墨田1-16-16
お問い合わせ:090-9154-2532(水内)