チャリティーガチャガチャ〈ガチャレンジ!〉・報告

墨東まち見世2011、参加企画のご報告です。
まち見世案内所のあるチャレンジスポット!鈴木荘1階「紙工房 堂地堂」さんの店先に、ネットワークプロジェクト参加企画の一つ「チャリティーガチャガチャ〈ガチャレンジ!〉」が設置されていました。ガチャレンジ!で手に入るガチャ玉(ガチャガチャの玉)は2種類あります。1つは、モノづくりに携わる作家さんや近隣ショップ・企業提供の作品が入っているもの。もう1つは、「紙工房 堂地堂」さんが小さな切手を加工してつくった豆本です。
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赤いガチャガチャの機械は目立ちます。「ガチャガチャ!」「ゴトン!」という音も道行く人の興味をひきます。週末、人通りの多い鳩の街通り商店街では、このガチャガチャに立ち止まる人や、中を覗こうとする人、レバーを回す人、ガチャ玉を開けようと隙間に爪を立てる人、などなど。懐かしい光景を見ることができました。
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ところで、豆本に姿を変えた切手は、とある女性が亡くなったご主人の思い出の品として大切に保管していたものでした。しかし、震災の後の津波の被害を受けた切手は、濡れ、思い出の品としての形を大きく変えてしまいます。そのまま大切に保管するか、それとも、切手としての機能や価値が無くなったそれを処分するのか。女性は思い悩み、何か別の形になってでもいいから役立ってほしい、残ってほしいと考えたのではないでしょうか。女性はガチャレンジ!企画者に相談。思い出の切手は豆本へと姿を変えました。チャリティーガチャガチャ〈ガチャレンジ!〉のチラシを見ながら、そんな事を想像してしまいました。
※チャリティーガチャガチャ〈ガチャレンジ!〉は東日本大震災復興支援のチャリティーを目的に墨東まち見世に参加しています。

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